砥部焼ってどうやってできるの?

更新日:2024年04月01日

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1.陶石(とうせき)

陶石(とうせき) 上尾峠産の粗面岩質安山岩の陶石化したものを描いたイラスト

砥部焼(とべやき)の主(おも)な原料(げんりょう)は、上尾峠産(うえびとうげさん)の粗面岩質安山岩(そめんがんしつあんざんがん)の陶石化(とうせきか)したものです。

2.採石場(さいせきじょう)

採石場で、ブルドーザーやスコップを使って作業する人達を描いたイラスト

町内(ちょうない)の川登(かわのぼり)・万年(まんねん)・扇谷(おうぎだに)・弘法師(こうぼうし)・満穂(みつほ)・上尾(うえび)にあります。

3.製土工場(せいどこうじょう)

製土工場内で作業する人を描いたイラスト

地元産(じもとさん)の陶石(とうせき)に他(ほか)の産地(さんち)の原料を混(ま)ぜ坏土(はいど)を作(つく)ります。
坏土とは、やきものの材料(ざいりょう)となる土(つち)のことです。

4.土練機(どれんき)

土練機を使って作業する人を描いたイラスト

圧縮調整(あっしゅくちょうせい)した坏土の空気(くうき)を抜(ぬ)くため、真空(しんくう)土練機を使(つか)います。

5.ろくろ成型(せいけい)

ろくろ成型によって、砥部焼を作っている人を描いたイラスト

指先(ゆびさき)の勘(かん)で、坏土を均一(きんいつ)にしながら厚(あつ)さを一定(いってい)にする熟練(じゅくれん)のいる仕事(しごと)です。

6.削(け)り仕上(しあ)げ

砥部焼の原型となるものを、生乾きの時に削ったりしている様子を描いたイラスト

成型後(せいけいご)、生乾(なまがわ)きのときに削(けず)ったりサンドペーパーで磨(みが)いて仕上(しあ)げます。

7.乾燥(かんそう)

砥部焼の原型となるものを、天日や余熱利用で乾燥させている様子を描いたイラスト

天日(てんぴ)や余熱利用(よねつりよう)で乾燥させます。

8.素焼(すや)き

砥部焼の原型となるものを、窯に入れて素焼きしている様子を描いたイラスト

窯(かま)に入れ、900度(ど)から950度で、8時間(じかん)から10時間かけて焼(や)きます。

9.下絵付(したえつけ)

砥部焼の原型となるものに、手書きで絵模様を付けている様子を描いたイラスト

主に手描(てが)きで絵模様(えもよう)を付(つ)けます。

10.施釉(せゆう)

砥部焼の原型となるものに、下絵付したものの上に釉薬を掛けている様子を描いたイラスト

下絵付したものの上(うえ)に釉薬(ゆうやく)をかけます。

11.本焼(ほんや)き

砥部焼の原型となるものを、窯を使って本焼きしている様子を描いたイラスト

施釉したものを1300度で15時間から24時間かけて焼きます。

12.完成(かんせい)

左に赤絵草紋、その右隣に染付唐草という砥部焼が写った写真

赤絵草紋(そうもん)(左)
染付唐草(そめつけからくさ)(右)

関連情報(かんれんじょうほう)

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商工観光課 砥部焼観光係
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