陶器と磁器の違い

更新日:2024年04月01日

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磁器

  • 原料:陶石
  • 硬度:素地が細かく、高温で焼くのでかなり硬い。
  • 吸水性:素地は緻密で、素地も釉薬にも吸水性がない。
  • 透光性:素地が白く、光をとおす性質がある。
  • 打音:金属製のすんだ音をだす。
  • 種類:砥部焼・有田焼・九谷焼など
  • 焼成温度:温度は一般に高く、1300度前後である

砥部焼

表面に様々な絵が描かれている、砥部焼の皿、器などを写した写真

有田焼

「伊万里・有田焼【佐賀県】」と記載されている札の上に、表面に花の絵が描かれている有田焼のつぼが置かれている様子を写した写真

陶器

  • 原料:陶土
  • 硬度:素地が荒くやや低い温度で焼くので割れやすい。
  • 吸水性:素地が荒く吸水性があるが、釉薬によって吸水性がなくなる。
  • 透光性:素地が有色である。光をとおさない。
  • 打音:やや低い、にごった音をだす。
  • 種類:益子焼・薩摩焼・萩焼など
  • 焼成温度:温度は磁器よりも低く約1200度程度が多い。楽焼のように1000度以下のものもある。

益子焼

「益子焼【栃木県】」と記載されている札の後ろに置かれている、2つの益子焼の湯飲みを写した写真

唐津焼

「唐津焼【佐賀県】」と記載された名札の後ろに置かれている、3つの唐津焼の器を写した写真

砥部焼伝統産業会館

砥部焼伝統産業会館に、全国の国指定の伝統的工芸品(焼きもの)を展示しています。
磁器と陶器の違いもご覧いただけます。

砥部焼伝統産業会館の施設内で、薄暗い部屋で照明に照らされて展示されている、全国の国指定の伝統工芸品(焼きもの)を写した写真

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商工観光課 砥部焼観光係
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