帯状疱疹ワクチン(任意接種)

更新日:2024年04月01日

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帯状疱疹の予防には日ごろからの体調管理が大切ですが、50歳以上の方はワクチンを接種することにより予防することができます。
帯状疱疹ワクチンは予防接種法上の定期予防接種ではないため、ワクチンを接種する場合は任意接種となり、現在、本町では接種にかかる費用の公費助成は行っておりません。接種費用は医療機関ごとに異なります。
接種を希望する方はかかりつけ医に相談するか、ワクチンを取り扱っている医療機関に直接申し込んでください。

ワクチンには乾燥弱毒水痘ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチンの2種類があります。

帯状疱疹ワクチン
ワクチン名 種類 回数 接種方法 有効性
乾燥弱毒水痘ワクチン 生ワクチン 1回 皮下注射
  • 50から59歳約69.8%
  • 60歳以上約51.3%
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン 不活化ワクチン 2回 筋肉注射
  • 50歳以上約97.2%
  • 70歳以上約89.8%

帯状疱疹の原因や症状

帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)ウイルスが原因で起こります。
子どもの時に水痘に感染した方は、治った後も水痘・帯状疱疹ウイルスが生涯にわたり神経節に潜伏しており、過労やストレス、加齢などの原因により免疫力が低下することで、水痘・帯状疱疹ウイルスが活性化し発症します。50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに3人に1人は発症を経験すると言われています。

症状は、最初は皮膚の「痛み」が起こりますが、この「痛み」は違和感・かゆみ程度から焼けるような痛みまで個人差があります。その後、赤い発疹が帯状に現れます。皮膚の症状が治まった後も、痛みが残ることがあり、発疹が頭部や顔面に出た場合、目や耳の神経を害されて視力低下や難聴、めまいなどの合併症を伴うこともあります。

予防するために

帯状疱疹は免疫低下力が低下することによって発症します。日頃の体調管理が重要です。

  • 食事のバランスに気をつける。
  • 適度な運動を心がける。
  • 質の良い睡眠をとる。
  • ストレスをためないように心がける。

この記事に関するお問い合わせ先

保健センター(保険健康課 保健予防係)
〒791-2120 愛媛県伊予郡砥部町宮内1368番地
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