令和3年7月の行事(山村留学センター)
7月3日(土曜日)4日(日曜日)夏の海キャンプ
1日目
この夏、子どもたちが楽しみにしていたのがキャンプ。訪れたのは伊方町の瀬戸アグリトピア。初日はあいにくの天候で海水浴ができず、テントの設営も断念してコテージでの宿泊となりました。
2日目
前日の夕方から雨は上がり、子どもたちは念願の海での活動に期待して朝から興奮状態。薄曇りではありましたが海水温は最適で、時間を忘れて海水浴など海遊びに没頭しました。さすがにセンターに戻るとぐったり。普段は山村留学センターの横を流れる高市川で遊ぶ子どもたちが、初めて海での活動をする機会でした。このキャンプでは日頃と違った生活に興奮し、十分楽しめたようです。
7月10日(土曜日)第9回カレーの日はたこ焼き
子どもたちが自ら調理をする「カレーの日」は、今回で第9回を数えました。材料をきざむ手つきも慣れたもの。そしてこの日、初挑戦となったのは「たこ焼き」です。元たこ焼き職人のような山村留学センター職員から手ほどきを受け、見事に丸く美味しいたこ焼きを完成させました。子どもたちはたくさんのたこ焼きを完食し、笑顔でした。
7月11日(日曜日)ひろた子ども遊び教室で科学実験
前日まで雨模様だった広田地区も、この日はやっと晴れました。いざ川遊び!というところですが、午前中は広田地区公民館主催の「第1回ひろた子ども遊び広場」が開催され、会場のひろた交流センターに向かいました。今回のプログラムは科学教室で、愛媛県立医療技術大学の佐川先生からウイルスの仕組みや感染防止の効果などを分かりやすく教えていただきました。子どもたちは実験をしながら、大いに納得していました。
7月11日(日曜日)木工教室でカブトムシづくり
科学教室で博士になった気分の子どもたちはその日の午後、山村留学センター隣接の高市町民体育館で木工教室に臨みました。砥部町在住の新谷氏のご厚意で実現した木工教室で、カブトムシづくりにチャレンジ。のこぎりを使うほか細かな作業もあって悪戦苦闘しながらも、講師の皆さんに教わりながら最後まで熱心に取り組んで作品を完成させました。そして、「作品は家族に見てもらいたい」と笑顔で話す子どもたちでした。また、新谷氏からはカブトムシのプレゼントがあり、さっそく名前を付けて飼育を始めました。
7月17日(土曜日)民話サークルとの交流会
さすが梅雨、この週の後半は雨が続きました。外遊びが大好きな山村留学センターの子どもたちにとっては、何とももどかしい日々。そんな中でもこの日の午後は、砥部町民話サークルの子どもたち約10人との交流で楽しいひと時を過ごしました。初めは少し遠慮気味に自己紹介をしていた子どもたちですが、ゲームが始まるとすぐに笑顔があふれたのでした。プログラムが終わったあとも一緒に遊び、下学年に優しく接するなど微笑ましい姿も印象的でした。同じ町内の小学生同士、有意義な交流ができました。
7月18日(日曜日)大雨で避難
前日の夕方から大雨となり、ときおりたたきつけるように降っていました。愛媛県内では特に南予地方(西南部)が激しく土砂災害警戒情報が発表され、さらには避難指示が出された地域もありました。それはやがて砥部町を含む中予地方に広がることが予想され、山村留学センターの子どもたちは避難の準備を進めていました。昼食後、激しい雨が治まったのもつかの間、広田地区に避難指示(レベル4)が発表されると子どもたちはすぐに準備を整え、避難所である「ひろた交流センター」に向かったのでした。幸いにも3時間ほどで避難指示は解除され、大事には至りませんでした。今回の経験を9月に計画している避難訓練に生かしたいと思います。
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更新日:2024年04月01日