平成29年度施政方針に掲げる重点施策

更新日:2024年04月01日

ページID : 1344

重点施策

安心して楽しみながら子育てのできるまちづくり

子供が工作を楽しんでいる写真

人口減少社会におきまして、安心して子どもを産み育てられる環境を整備し、出生率の低下に歯止めをかけることが重要であります。
そのためにも、従来の子ども医療費助成やファミリー・サポート・センターの運営などの子育て支援に加え、子育て世代の経済的な負担軽減を図るため、子育て用品の購入費助成を拡充するとともに、待機児童の解消に向けて、麻生保育所の改築にも取り組みます。
また、老朽化している麻生児童館と砥部老人憩いの家の機能を集約し、麻生地域の子育て支援と高齢者福祉の拠点として、仮称ではありますが「総合福祉センター」の整備に取り組みます。
さらに、中央公民館の大規模改修に合わせて、子育て世代包括支援センターを開設するなど、子育て支援の充実と福祉の拠点づくりを推進し、子育て世代が安心して楽しみながら子どもを産み育てられる環境の整備に着手します。

若者が定着し地域経済が活性化するまちづくり

みかんの収穫をしている若い夫婦の写真

町の地場産業である砥部焼をブランド戦略の中核に位置付け、県窯業技術センターとの連携を強化するとともに、砥部焼をはじめとする町産品の認知度向上やニーズを把握するため、東京都で町産品のアンテナショップを開催します。
また、東温市とタイアップした中小零細企業販路拡大ステップアップ事業を開催し、中小企業の経営の安定化と地域活性化を図ってまいります。
農業分野では、紅まどんななどのブランド果実や広田地域の高原野菜の産地化を推進してまいります。また、合併前に策定していた旧砥部町と旧広田村の農業振興地域整備計画を、一つに統合し、優良な農地を確保・保全するとともに、農業振興のために必要な各種施策を計画的に推進し、農業の健全な発展を図ってまいります。

笑顔がみえるまちづくり

町総合防災訓練で、消防団が養護施設の人を避難所へ誘導している写真

子どもから高齢者まで、だれもが「住んで良かった」と実感できるまちづくりを推進するため、障害福祉計画と高齢者福祉計画を見直します。障がい者が障がいの状況に応じて、自立した日常生活や社会生活をおくることができるよう支援を行うとともに、高齢者が健康で生きがいをもち、安心して、住み慣れた地域で暮らすことができる仕組みづくりに取り組みます。
また、特定健診やがん検診の利便性を高め、受診率の向上を図るとともに、病気の早期発見・早期治療に努めてまいります。さらに、妊婦さんやその家族が、地域において孤立することなく育児ができるよう、妊婦訪問による個別ケアや産前産後ケアなどを充実し、結婚から出産、子育て期に至るまで、切れ目のない支援を行ってまいります。
防災面では、南海トラフ巨大地震や台風などの風水害への備えとして、既存の防災マップを改定するとともに、地域の防災力を強化するため、防災士や防災インストラクターの養成を強力に進めてまいります。
また、「自助・共助」の連携を保つため、自主防災組織やボランティア団体など、関係機関と協働し、防災訓練や防災講習会などを実施してまいります。

ふるさとづくり

地区の行事で相撲をしている子どもたちの写真

高齢化が進む広田地域において、地域資源や地域活動などをつなぎ、暮らしの安全と未来の希望を育む、小さな拠点づくりを推進してまいります。
広田地域への移住・交流を促進するため、地域おこし協力隊による地域協力活動を強化します。また、高齢者等の交通手段を確保するため、引き続きデマンドタクシーを運行するとともに、食料品などの移動販売車による高齢者の見守りや困りごとなどのサポートを行ってまいります。
観光面では、広田ふるさとフェスタや砥部焼まつりなどの開催により、賑わいの創出や地域の魅力を発信していくとともに、砥部焼磁器創業240年を記念して開催する、町民ミュージカルなどを通じて、地域の価値を再認識し、砥部町への愛着や帰属意識を高めるなど、住民によるまちづくりを推進してまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 総務管理係
〒791-2195 愛媛県伊予郡砥部町宮内1392番地
電話番号:089-962-6110
ファックス:089-962-4277

メールフォームによるお問い合わせ