劇場型投資詐欺
県内で、複数の業者が連携して勧誘する「劇場型」の投資詐欺に関する相談が増加し、数件被害が発生していますので、不審な勧誘には十分注意してください。
未公開株や社債などの投資話を、複数の業者が連携して、「購入額より高く買い取る」、「事業者の代わりに購入してほしい」などと言って勧誘します。
「必ずもうかる」といって投資欲をあおり、だまそうとします。
- 未公開株や社債の販売を法律で認められていない業者が勧誘している可能性があります。
- 高齢者や、過去に投資トラブルがあった人が狙われています。
詳しくはこちらをご覧ください。
金融庁パンフレット「未公開株」等の被害にあわないためのガイドブック (PDFファイル: 2.5MB)
相談事例
ダイヤモンドの買え買え詐欺に注意!
ダイヤモンドの購入に関するパンフレットが送られてきた。
数日後、別業者から電話で購入方法などを聞いてほしいと頼まれ、女性が確かめて返答。すると警察をかたる男性から電話で、女性の行為が犯罪の共犯になるため解決策を宝飾業者に相談するように申請され、業者からはダイヤモンドを一旦購入するように持ちかけられた。
業者の言う事を信用して、現金をアルミホイルで包み、レターパックで2回送金してしまった。
アドバイス
- レターパックで現金を送らせたり、アルミホイルで現金を包んだりする手口は詐欺です。
- 不審な電話がかかってきたら、すぐに警察に相談しましょう。
- 留守番電話を活用しましょう。
- 日頃から家族や身近な人が、高齢者を見守りましょう。
被害に遭わないためには
- もうけ話をうのみにしない。
- 勧誘にはすぐに応じず、不審な場合はきっぱりと断る。
- 架空の権利があたかも存在するかのように勧誘するが、信用しないようにする。
- 一人で悩まずに、早めに相談する。
更新日:2024年04月01日