鶯歌焼の作家2名が町内で作品制作(令和7年12月)
台湾の若手陶芸家2人が作陶
李善愔さん(左)と王弘宜さん(右)
鶯歌(インゴー)焼の若手作家お二人が砥部焼の窯元で作陶に取り組んでいます。
来町されたのは、王引宜さんと李善愔さん。龍泉窯とスギウラ工房に分かれ、約2週間かけて作品を制作しています。
お二人は砥部町と鶯歌区の協定に基づくアートインレジデンスの一環として、砥部焼販売協同組合が砥部町に招待しました。
アートインレジデンス(AiR)の概要
アート・イン・レジデンス(AiR)とは、国内外の芸術家(アーティスト)を一定期間ある地域や施設に招き、滞在中の制作活動を支援するプログラムや活動のことです。
アーティストは、日常の制作環境を離れ、開催地の歴史、文化、自然、人々と交流しながら新しいインスピレーションを得て、作品を制作します。
王弘宜さん
王さんは、陶芸だけでなく、油絵やアニメーション、絵本の制作などマルチアーティストとして活躍されています。来日3回目で日本語も堪能、日本食も大好きだそうです。普段は忙しく過ごしているので、砥部の街の静かでのんびりした雰囲気に幸せを感じるとおっしゃっています。

王弘宜さんが台湾で作られている作品
李善愔さん
李さんは、台湾で数々の賞を受賞し個展も多数開催するなど、新進気鋭の若手作家として活躍されています。陶芸家の両親のもとで育ち、幼少期から工房で粘土にふれ親しんできました。オリジナルのキャラクターXianxianは、ちょっと怠惰でもあり軽やかに生きたい心と現実のギャップをユーモラスでかわいく表現しています。
李善愔さんが台湾で作られている作品

この記事に関するお問い合わせ先
商工観光課 砥部焼観光係
〒791-2195 愛媛県伊予郡砥部町宮内1392番地
電話番号:089-962-7288
ファクス:089-962-4277







更新日:2025年12月12日