井上正夫

更新日:2024年07月17日

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スーツ姿で右手を台に預け安定感があるポーズの井上正夫の肖像

井上正夫は、砥部町出身の俳優です。少年時代に砥部町を離れ、奉公や放浪の末、松山で興行中の劇団に入団しました。苦労を重ねながらも大幹部となり、後進の育成に努めました。
また、演劇の質を高めながらも大衆向けの演劇である「中間演劇」を生み出し、その思想は現代演劇にもつながっています。近代は、新派劇や映画など、新しい演劇が次々と生まれた時代でした。その間、俳優として活躍した井上の人生は、演劇史そのものといえるでしょう。

プロフィール
項目 内容
芸名 井上正夫(いのうえまさお)
本名 小坂勇一(こさかゆういち)
職業 俳優
備考 新劇派、連鎖劇、映画などで活躍
生没年 明治14年(1881年)6月15日から昭和25年(1950年)2月7日(満68歳)
出身地 愛媛県下浮穴郡大南村生まれ(現砥部町大南)

井上正夫資料室

場所

砥部町宮内1410番地
砥部町文化会館内南奥

開館時間

9時から18時

休館日

資料室の休館日は砥部町文化会館の休館日に準じます。

詳しくは、砥部町文化会館のホームページをご覧ください。

展示内容

井上正夫出演作品の台本、写真

井上正夫の経歴表が掲示され、その下に数十に及ぶ出演作品の台本が並べられた資料室の写真
井上正夫出演の演劇「桃中軒雲右衛門」の一場面の写真
井上正夫出演の演劇「一本杉」の一場面の写真
井上正夫出演の演劇「焔の人」の一場面の写真

井上正夫の書、絵画

井上正夫が好んで描いた狸の絵が含まれた書画の写真

開催中の企画展

所蔵品展「明治時代の井上正夫」

開催期間

令和7年1月下旬まで

明治時代の井上正夫展開催中の井上正夫資料室

明治時代の資料を中心として、井上正夫の演技がどのように評価されていたかを紹介し、舞台道具や後年の舞台写真などを展示しています。

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育課 文化スポーツ係
〒791-2120 愛媛県伊予郡砥部町宮内1369番地 中央公民館2階
電話番号:089-962-5952
ファックス:089-962-7511

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