砥部町における公共施設の再編について
町長からのメッセージ
この度、本町の厳しい財政状況や施設固有の状況を精査し、3つの公共施設を再編することを決断しました。町民の皆様にご迷惑、ご心配をおかけすることに対し、心からお詫び申し上げます。また、本町としても苦渋の決断であることをお伝えさせていただきます。
本町は厳しい財政状況にあります。定常的な実質単年度収支の赤字により、数年後には財政調整基金が枯渇する可能性があります。そのため、私が町長に就任して以降、事業の見直しや支出の削減に努めてきましたが、残念ながら抜本的な改善には至りませんでした。
そういった中で、本町が将来的に持続可能な財政基盤を構築することを目指し、それぞれの施設に生ずる固有の状況(後任医師の確保、施設の更新、当初計画との著しい乖離、施設同士の機能の重複など)を踏まえ検討してまいりましたが、将来を見据えた早期の対策を講じることとし、この度の判断に至りました。
今後、広田地域における医療提供や名誉町民である坂村真民氏の顕彰、砥部焼文化の発信につきましては、形を変えて継続してまいる所存です。現時点での詳細は、公共施設再編方針にお示しさせていただいております。
私は先の町長選挙において、安定した財政基盤の構築を公約の柱の一つとしておりました。町民の皆様に提供するサービスを維持すること、皆様の生命、財産を守ること、そして、本町の未来を切り開くこと、これらを実現するためには安定した財政基盤の構築が不可欠です。この度の“選択と集中”は町民の皆様の生活の向上、維持に資するものであると考えております。
改めて、町民の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
教育長からのメッセージ
この度、公共施設再編の一環として、坂村真民記念館を閉館することとなりました。
長年にわたり、地域のみなさまに親しまれ砥部町の文化を支えてきた記念館を閉館することとなり、教育長として誠に申し訳なく思っております。このような結果を招いたことは、ひとえに私の力不足であり、深くお詫び申し上げます。
記念館が大南の地に建設されたことや建設に携わった皆さまの思い、そして記念館が砥部町にもたらしてきた文化的価値については十分に認識しており、その意義が失われることへの無念さを強く感じています。しかしながら、施設運営においては毎年多額の赤字が続き、累積赤字も相当な金額に達している状況でした。改善策を検討してまいりましたが、持続的な運営を続けることは困難であるとの結論に達しました。
賛否両論があること、そして多くの方にご負担やご心配をおかけすることを十分承知したうえでの苦渋の選択であります。皆さまのご期待に十分お応えできなかったことを、重ねてお詫び申し上げます。
この判断は、決して文化を軽視するものではありません。将来を見据え持続可能な形で真民詩を砥部町の文化として守り将来につなげていくための結果であることを、ご理解ください。
今後は、施設という形にとらわれず、別の方法によって文化的価値を創造し、維持し、発展させていくことに努めてまいります。
これまで記念館を支えてくださったすべての皆さまに、心より感謝とお詫びを申し上げます。







更新日:2026年01月27日