水満田(みつまた)古墳公園_
金毘羅山(こんぴらやま)公園の南西斜面に、古墳時代後期の古墳が27基見つかっています。
形状としては円墳がほとんどで、内部からは須恵器や埴輪、鉄器が出土しました。
この歴史的に貴重な場所を、将来に末永く保存するために整備したのが、「水満田古墳公園」です。
古墳の他にも、古代によく見られた建物を復元・再現しています。
体験学習の場としてぜひご利用ください。
古墳
土を盛り上げて造られた有力者のお墓です。
古墳の内部には、被葬者(遺体)を納めるための施設が造られ、須恵器や鉄器などの副葬品も一緒に入れられます。
古墳の内部を覗き見ることもできます。
箱式石棺
石棺は、人を埋葬する際に用いられた石製の棺で、本来は古墳の中に納められています。
多様な種類がありますが、ここで見られるのは板状の石を組み合わせて作られた箱式石棺です。
釈迦面山1号古墳と大下田2号古墳の中から出土したものを再現しています。
高床式倉庫
愛媛県総合運動公園付近や、砥部川の河岸段丘上の集落跡から高床式の建物跡が見つかっています。
ここでは高床式の倉庫を再現しています。
物見やぐら
6本の柱からなる、高さ9メートルやぐらを再現しています。
埴輪窯(はにわがま)
愛媛県総合運動公園付近の窯跡群から、埴輪を焼いた窯が発見されています。
この埴輪窯は、それらをもとに当時の様子を復元作成したものです。
基本情報
- 所在地:砥部町麻生425番地
- 駐車場:有り
- 駐輪スタンド:無し
- トイレ:有り(故障中のため利用できません。)
- 自動販売機:無し
- 休み:無し
- 料金:無料
更新日:2024年04月01日