仙波渓谷

更新日:2024年04月01日

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仙波渓谷

国道379号を内子方面に進み、仙波ヶ嶽(せんばがたけ)トンネルの手前に位置します。
「仙波渓谷」の看板からすぐのところに階段があり、渓谷に降りられ遊歩道を歩いて散策できます。
玉谷川の清流と苔むす遊歩道は見た目にも涼しく、また、例年11月中旬ごろから紅葉が始まり、四季折々の景色で訪れる人を楽しませてくれます。

新緑のなか優雅に水が流れている仙波渓谷の写真
仙波渓谷のなかで滝のように上から下へ豪快に水が流れている箇所を上空から撮影した写真
紅葉の季節に色づいた木々の間を穏やかに水が流れている仙波渓谷の写真
木々に雪が積もり、そのなかを凍ることなく水が流れている仙波渓谷の雪景色の写真

仙波ヶ嶽

仙波ヶ嶽は、対立する継子嶽(ままこだけ)とともに、鉄石英片岩、紅簾(こうれん)片岩を母岩としてそびえ立つ、天然渓谷美の景勝地です。
古人は、「あたかも幽邃閑雅(ゆうすいかんが)の秘境なり」とたたえています。

民話「仙波ヶ嶽の龍」

仙波渓谷の深い渕には村人を困らせる龍が棲んでいました。
そこで鉄砲の名人が立ち上がり、近くにあった老松の上に潜んで様子を伺い、龍が姿を現したところで引き金を引きました。
ところが2発、3発と撃っても龍の鱗には歯が立たず、龍もその男に飛びかからんばかり。
とうとう最後の1発となりましたが、これは「八幡大菩薩」の文字が刻まれた特別な弾。
慎重に狙いを定め「八幡大菩薩、八幡大菩薩」と祈り唱えながら引き金を引くと、弾は見事命中し、龍はもんどりうって渕に転がり落ち、二度と姿を現すことはありませんでした。
それ以来、この老松は「蛇とりの松」と呼ばれています。

この他にも、仙波渓谷にまつわる民話が遺されています。
ひろたの民話を収録した音声案内装置が随所に設置され、冊子「民話の里 ひろた物語」も販売しています。
詳しくは民話の里「ひろた物語」をご覧ください。

基本情報

  • 所在地:砥部町総津1777番地
  • 駐車場:無し
  • 駐輪スタンド:無し
  • トイレ:無し
  • 自動販売機:無し
  • 休み:無し
  • 料金:無料

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