「セアカゴケグモ」・「ハイイロゴケグモ」に注意

更新日:2024年04月02日

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セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモに注意!!

セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモは、熱帯地方などに分布するクモで毒を持っています。

セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモともに攻撃性は低く、おとなしいクモですが、毒を持っていますので、見つけても絶対素手で捕まえないでください。

また、車などに付着して運ばれ、今後、発生していない地域でも見つかる場合がありますので、十分注意してください。

なお、https://www.pref.ehime.jp/page/17992.htmlから詳細やセアカゴケグモの写真を閲覧いただけます。

セアカゴケグモの特徴

・成熟した雌の体長は、約1センチです。

・全体が光沢のある黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦条があります。

・毒を持っているのは雌だけであり、雄に毒はありません。

ハイイロゴケグモの特徴

・成熟した雌の体長は、約0.7センチから1センチです。

・灰色または褐色などの丸い胴体で、腹部の背面には目立った赤色の縦条があります。

・毒を持っているのは雌だけであり、雄に毒はありません。

生息場所

巣をつくり、繁殖するために、日当たりがよく暖かい場所、昆虫などのエサが豊富な場所、適当なすき間がある場所を好みます。

・側溝の内部や、その網蓋のすき間

・フェンスの墓部

・花壇のブロックの内部

・墓石のすき間

・自動販売機やエアコンの室外機などの機器と壁とのすき間

などが例にあげられます。

駆除方法

市販の殺虫剤(ピレストロイド系)を噴射するか、靴で踏みつぶして駆除してください。

卵(卵のう:卵の入っているふくろ)は、棒きれなどでクモの巣ごとからめ取り、その場で焼却するかビニール袋に入れて完全に踏みつぶしてください。

クモに咬まれないために

・セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモを見つけても、素手でさわったり、捕まえたりしないでください。

・外での作業には軍手などの手袋を使用しましょう。

・クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃したりして、クモが住みにくい環境を作りましょう。

咬まれたときは

咬まれたときは、針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれた場所が腫れたり、熱く感じたりします。

症状のピークは3時間から4時間で、数時間から数日で軽快しますが、時に脱力感、筋肉痛、頭痛などの症状が現れることがありますので、病院で治療を受けることが必要です。(可能であれば、咬まれたクモを殺虫後、ビニール袋等に入れて持って行ってください。)

発見した場合は

セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモと疑わしいクモを発見した場合は、

・砥部町町民課(089-962-7446)

・愛媛県生物多様性センター(089-948-9678)

・愛媛県自然保護課(089-912-2365)

まで連絡をお願いします。

砥部町におけるセアカゴケグモの確認について

令和5年10月23日(月曜日)、砥部町内の事業所敷地内において特定外来生物である「セアカゴケグモ」が確認されました。

砥部町内では、今回の確認が初めてとなります。

現在までに、このクモに咬まれた等の被害を訴えている人はいません。