砥部町に移住された方へのインタビュー
理想どおりの暮らしを砥部町満穂で実現
今回お話を伺ったのは3年ほど前に砥部町満穂の古民家に移り住んだ和田明峰さん。
出身は東温市で若いころは大阪などの都市部、砥部町に移住する前は松山市で生活されていました。休日には山伏として山に入る生活を送っていましたが、当時の自宅が住めなくなった事情などもあり、新たな居住地を探していたところ、砥部町空き家バンクに登録されていた広田地区の物件を発見されました。
坂村真民さんを尊敬していたことと「とにかく見晴らしの良さが最高」と砥部町への移住を即決された和田さん。
空き家の所有者が農地も譲渡したいということもあり、ご自身で農業委員会に掛け合い、農業を開始するとともに農地の登録手続きもされたとのことでした。
山暮らしを満喫しています
移り住んだ建物は数年間放置された店舗兼住宅の古民家で、土間も広く日常使いには不便だったこともあり、ご自分で床部分やキッチンをリフォーム。和田さんのお宅にはさまざまな電動工具がありました。
玄関外には黒柴の女の子、中に入ると人懐っこいネコちゃんが出迎えてくれます。畑では2匹のヤギが「メ~」「モ~」と歓迎してくれました。その柵の周りには季節の野菜や、果樹が植えられていて、向かいの小屋にはニワトリの親子。近くの草むらには自然にたたずむヒヨドリがいてびっくりしました。
仕事も私生活も充実
和田さんは普段は養豚のお仕事をされていて、休日には畑作業や住宅改修、動物の飼育に忙しく過ごされています。都市部で暮らしていた頃と違って家でやることがいっぱいあるので、わざわざ別の場所に出かけることが減ったそうです。
和田さんに「何かお困りごとはありますか」とお聞きしたところ「特にないねぇ。地域の人たちは暖かく迎えくれたし、人も自然も良いところなのでぜひ砥部町に移住してもらいたい」と笑顔で答えてくださいました。
家族みんなで砥部町に 充実した移住ライフ
今回お話を伺ったのは令和6年3月に、砥部町高尾田に移り住んできたばかりの竹田数幸さんです。
出身は愛南町で、砥部町に移住する前は高知県高知市で生活されていました。定年退職し、新しい仕事と住まいを探していた時に甥っ子さんが砥部町空き家バンクで物件を探してきてくれたそうです。
松山市に息子さんが住んでいたことや高知県より災害が少ないこと、前から愛媛県に帰りたいという気持ちがあったこと、何より徒歩で生活するお母さまのために徒歩圏内にスーパーがほしく立地が良かったため、今の物件に決めたとのこと。
今は息子さん夫婦、お母さま、愛犬と楽しく暮らしています。
リフォームに補助金を利用
建物は元から手を加える必要がないくらいきれいでしたが、電気給湯器が壊れていたため業者に相談したところ太陽光発電を勧められたそうです。近頃電気代が高くなっていることもあり、家族と話し合い設置することに。その際ホームページで補助金の存在を知り砥部町役場で申請。「補助金を利用して費用を抑えられたので助かりました。申請時には役場の方が丁寧に説明し、親身になってくれて、安心してやり取りがてきました。利用してよかったです。補助金の利用を考えている方は手続等の手間を惜しまず使ってみてほしいですね」と話してくれた数幸さん。
補助金は予算の範囲内となりますので、お早めにご相談ください。
詳しくは移住者への住宅改修支援事業のページをご覧ください。
地域とのかかわりが良好
移住前は地域に受け入れてもらえるかが不安だったそうですが、移り住んでみると近所の人が親切にしてくれてすぐに地域に溶け込めたそうです。犬の散歩に行く際には、気さくに声をかけてくれて、自分で育てた野菜や果物をくださったり、家庭菜園のアドバイスをしてくださったりします。また、子どもとの交流や旅行など、地域のイベントがたくさんあり、お母さまが積極的に参加されて楽しんでいます。数幸さんが家を空けている時も地域全体で良くしてくれるため、安心して暮らせているとのことで「前は地域のイベントも少なく、近所とのかかわりが薄かったので砥部に来てとても楽しく生活できています。今後は庭の家庭菜園を充実させたり、砥部の奥の方に行ってみたりしたいです」と今後の生活を楽しみにされていました。
この記事に関するお問い合わせ先
地域振興課 コミュニティ支援係
〒791-2195 愛媛県伊予郡砥部町宮内1392番地
電話番号:089-962-7250
ファックス:089-962-4277
更新日:2024年09月18日