すこし屋(すこしや)

更新日:2024年04月01日

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すこし屋のスタッフ4名がおすすめの作品を持って並んでいる

すこし屋(松田窯)は1999年に、松田歩さんによって開業した窯元で、工房兼ギャラリーショップは砥部町大南に構えています。 

2005年から、すこし屋という名で奥さまの知美さん(左から2番目)やスタッフの皆さんと一緒に器づくりをされています。 

ギャラリーショップは階段を上った2階にあって、扉を開くと明るくてかわいい空間が広がり、そこから始まる器選びの時間がわくわくすること間違いなしです。 

道中には案内看板もありますので目印にしてください。

すこし屋の看板
数々の商品が並んでいるギャラリー
紺色をした壁に棚がありカップやお茶碗が並んでいる

歩さんの祖父は砥部町無形文化財の松田哲山氏です。高校を卒業すると緑光窯の亀田茂樹さんのもとでロクロを学び、県内や佐賀県の窯業学校で基礎や絵付けを学んだ後、有田焼の窯元に2年間入られました。 

ものづくりに携わる仕事がしたいと思っていた知美さんは、砥部焼陶芸塾の2期生で、卒塾後は同期と場所を借りて作業をしたり窯元さんのお手伝いをしたりされていたそうです。 

そんなお2人は布や紙の質感がお好きということで、つやつやの砥部焼らしい釉薬ではなく、マットな釉薬を用い、絵柄には和柄を採用しているものがほとんどです。
すこし屋の器にはたくさんのモチーフがありますが、代表的な絵柄は小紋柄で、他には七宝柄や水玉、十草などがあります。

そばちょことマグカップ
上が広がっている桜もようの器
魚の大群のもようのお皿

かわいらしい印象のため、一見して和風モチーフだということを言われないと気づかない方もいるのではないかと思いますが、そう言われれば、すこし屋のロゴや窯印も松田窯の松の柄をしていますね。

ひょうたんfamiと道後尽くしというシリーズの器
こども用食器でカラフルなかわいい絵柄食器
カラフルな模様の食器

その他にも、「さかな」「ひょうたんfami」「道後尽くし」などたくさんのシリーズがあり、子ども食器や箸置きなどの小物もそろえています。 

砥部焼と暮らすというテーマで、長く愛される器を目指し、長く大切に使ってほしいと思いを込めて作られています。

ぜひお手に取ってご覧ください。

基本情報

  • 住所:〒791-2132愛媛県伊予郡砥部町大南826番地
  • 電話番号:089-962-1130
  • 営業時間:9時から17時まで(12時から13時までは昼休憩)
  • 定休日:不定休
  • 駐車スペース:3台
  • イベント:砥部焼まつり、秋の砥部焼まつりなど
  • SNSなど:HPInstagram
  • 支払い:現金、カード・バーコード決済