陶器と磁器の違い
磁器
- 原料:陶石
- 硬度:素地が細かく、高温で焼くのでかなり硬い。
- 吸水性:素地は緻密で、素地も釉薬にも吸水性がない。
- 透光性:素地が白く、光をとおす性質がある。
- 打音:金属製のすんだ音をだす。
- 種類:砥部焼・有田焼・九谷焼など
- 焼成温度:温度は一般に高く、1300度前後である
砥部焼
有田焼
陶器
- 原料:陶土
- 硬度:素地が荒くやや低い温度で焼くので割れやすい。
- 吸水性:素地が荒く吸水性があるが、釉薬によって吸水性がなくなる。
- 透光性:素地が有色である。光をとおさない。
- 打音:やや低い、にごった音をだす。
- 種類:益子焼・薩摩焼・萩焼など
- 焼成温度:温度は磁器よりも低く約1200度程度が多い。楽焼のように1000度以下のものもある。
益子焼
唐津焼
砥部焼伝統産業会館
砥部焼伝統産業会館に、全国の国指定の伝統的工芸品(焼きもの)を展示しています。
磁器と陶器の違いもご覧いただけます。
更新日:2024年04月01日