砥部焼の誕生その5

早速、筑前に出掛けて薬を手に入れた丈介は！

三回目の焼成に挑戦しました。「これがだめなら生きてはおれぬぞ」

窯を開けた様子のイラスト

やった、成功じゃ！やったぞ！

わーい。ばんざーい。よかったー。

陶祖ケ丘の記念碑の写真

1777年12月10日、ついに砥部に磁器が誕生しました。砥部町大南の陶祖ケ丘には、杉野丈助をたたえる記念碑があります。

そっそうか。よくやった。えらい。

その後、多くの人たちの努力で、砥部焼は発展したのです。

1853年に、砥部には17軒もの窯元があったのです。砥部焼の生産額は、村全体の米の生産額と同じぐらいになりました。