平成26年度施政方針の概要

更新日:2024年04月01日

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平成26年度施政方針

私にとって、平成25年度は、就任1年目ということもあり、無我夢中でその職責を務めてきました。平成26年度は、2年目となるので、腰を据え、その重責をしっかりと受け止めながら、砥部町の発展に最善を尽くしたいと考えています。
私は、就任時に所信表明で、「町民主役のまちづくり」を政治理念として、

  • 「安全、安心で快適に暮らせるまちづくり」
  • 「一次産業、地場産業の育成」
  • 「スポーツ・文化の振興と青少年の健全育成」
  • 「自助・共助・公助の福祉の充実」
  • 「行財政改革、下水道の普及推進、飲料水の安定確保、ごみの減量化などの課題解決」

の5つの公約の実現を基本に、町政に取り組んでいくことを、約束し船出しました。
町長就任2年目となる平成26年度も、引き続き5つの公約の実現を基本とし、ふるさと砥部町を元気にし、将来のビジョンをしっかりと描き、強い信念と実行力をもって砥部町躍進のために町政に取り組みます。

各課の重点施策

総務

職員の資質向上

高度なニーズに的確に対応する能力を身に付けるため、職員研修に参加するとともに、行政事務にとらわれない幅広い知識の習得を目指します。

地区懇談会の開催

住民の意見を幅広く聞くための「地区懇談会」を、町内10か所に出向いて開催します。

防災対策

南海トラフ巨大地震やその他自然災害に備えるため、防災訓練などを通じて、地域の防災力を高めるとともに、砥部町地域防災計画を見直します。

企画財政

公共施設の長寿命化

「公共施設の長寿命化指針」に基づき、役場本庁舎や老人福祉センターなどの施設について、建物調査を行い、現状の把握と使用目標年数に応じた保全計画を策定します。

地域公共交通の検討

地域公共交通を社会基盤施設として捉え、道路運送法に基づく地域公共交通会議を立ち上げるとともに、住民アンケート調査などを実施し、地域公共交通総合連携計画を作成します。

集会所の建替えに対する補助率の見直し

地域の活動の拠点となる集会所の建て替えの補助率を4割から6割に引き上げます。

防犯灯のLED化

環境への負荷が少ないLED防犯灯の設置にかかる経費に対して、5割を基本として補助します。

戸籍税務

固定資産税評価システムの構築

平成27年度の新しい土地評価方法「固定資産税・市街地宅地評価法(路線価)」の導入に向け、引き続き、環境整備を進めます。

収納管理

滞納処分を中心とした徴収強化に努めるとともに状況に応じた対応を心掛け、町税全体で徴収率97パーセントを目標に、徴収活動に取り組みます。

介護福祉

臨時福祉給付金・子育て臨時特例給付金支給事業

消費税の引き上げに際し、低所得者に対する適切な配慮を行うため臨時福祉給付金を支給します。また、子育て世帯に対して消費の下支えを図る観点から子育て臨時特例給付金を支給します。

障がい者への支援

自立と社会参加の促進を図るため、障害者福祉サービス事業や地域生活支援事業などを実施します。また、砥部町障害者計画・障害福祉計画を見直し、新たに策定します。

高齢者への支援

住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、地域包括支援センター、保健センターなどと連携し支援します。また、第6期高齢者福祉計画を策定します。

介護保険事業

第6期介護保険事業計画を策定します。また、介護保険事業の趣旨普及のため、サービスガイドブックを作製し配布します。

子育て支援

子ども・子育て支援の指針となる地域の子育て支援のニーズを反映した「子ども・子育て支援事業計画」を策定します。また、ファミリー・サポート・センターでは、新規に病児・病後児の預かりを開始するなど、利用者が安心して利用できるよう、支援体制の充実を図ります。

保険健康

健康づくり計画推進事業

町民の健康への取り組みに向けて、指針となる第2次健康づくり計画および食育推進計画を策定します。

国民健康保険事業

定期的な財政運営の見直しを行い、安定的な運営に努めます。なお、平成26年度は、保険税率の改定を行います。

乳幼児・児童等医療費助成の拡充

小学生の通院医療費、中学生の入院医療費を無料とし、子育て世代の負担軽減を図ります。

母子保健事業

妊婦健診に歯科健診を追加します。

健康増進事業

腹部超音波検診を導入し、検診の精度を高め、病気の早期発見に努めます。

建設

町道の維持管理および改良

町道11路線の法面、盛土、擁壁と町道2路線の道路付属物の点検調査、橋梁99橋(延長5メートル以上)の総点検と橋梁2橋の修繕工事を実施します。また、宮内・砥部小学校付近の通学路の路肩をカラー舗装します。

国道・県道の整備

国道379号岩谷バイパス「銚子大橋」の早期完成に向け関係機関へ要望します。

公営住宅及び条例住宅の改修

公営住宅等長寿命化計画に沿って、公営住宅の計画的な維持管理により更新コストの削減を図るため、屋根と外壁の補修設計を行います。

木造住宅耐震診断・改修補助

木造住宅の耐震化を進めるため、耐震診断補助事業を引き続き実施するとともに、耐震改修に係る補助金を増額します。

土地改良事業

近年未改修の25か所のため池について、一斉点検を実施し、防災・減災対策計画の基礎資料を作成します。

産業振興

農業振興

国が創設する「農地中間管理機構」や「日本型直接支払制度」、「経営所得安定対策」に農業委員会と連携して対応し、農業経営の安定と生産力確保に努めます。さらに、農業用施設の整備や奨励果樹等育成対策事業、マルチ栽培推進事業などにより、市場競争力の高い産地づくりに取り組みます。また、認定農業者と一般農家との差別化を図った施策により活力を生む農業振興に取り組みます。

林業振興

国・県の補助事業を活用し、林内路網の整備や間伐を中心とした森林整備を推進します。また、県産材の利用を促進するため、木造新築住宅建築支援事業を創設し、新たに住宅を建築する人に対し補助金を交付します。

商工業振興

観光事業と連携し、文化と伝統を育みながら物産イベントの充実を図り、町産品の販路拡大に努めます。

砥部焼振興

砥部焼陶芸塾を開講するとともに、春・秋の砥部焼まつり開催に要する経費の一部を負担します。

観光振興

「陶街道五十三次」を核とした観光振興を推進し、観光客の誘致のため、中予地域が連携し魅力ある広域観光ルートづくりに取り組みます。また、砥部焼窯元PR用パンフレットを制作するとともに、年々増加する「ゆるキャライベント」に対応するため、「とべっち」を追加製作し、観光PRに努めます。

生活環境

廃棄物対策

小型家電リサイクルなど、ごみの減量化と資源化を推進します。また、内山衛生事務組合の解散に伴い、広田地域の可燃ごみの処理を町美化センターで行い経費の削減を図ります。

生活環境

地球温暖化防止を図るため、住宅用太陽光発電システム設置の補助を行います。

公共下水道

計画に沿った整備を進め、順次処理区域の拡大を行い、生活環境の改善と公共用水域の水質保全に努めます。

農業集落排水

処理施設の適正な維持管理に努めるとともに、接続促進を図り健全な事業経営に努めます。

水道事業

第4水源地の送水用貯水槽や電気室、場内配管の整備を行います。また、老朽管の更新を計画的に実施し、安心安全な飲料水の供給に努めます。

学校教育

学校教育

「人間性豊かな砥部の子どもの育成」を基本目標に、「豊かな心」「生きる力」を育み、きめ細やかな学習指導による学力向上に努めます。

特別支援教育の充実

関係機関と連携を図り、巡回相談や教育相談を充実するとともに、特別支援学級だけでなく、通常学級へも生活支援員を配置し、一人一人の教育ニーズに応じた特別支援教育の充実を図ります。

放課後児童健全育成

保護者が就労等により家庭にいない、おおむね小学校1年生から3年生までの児童を対象に、砥部・宮内・麻生・広田小学校で、放課後児童クラブを実施します。

山村留学センター

異年齢での集団生活や自然との触れあいを通じて、心豊かなたくましい子どもを育成するため、山村留学センターを運営します。

学校安全管理

災害など、非常時に適切な避難行動がとれるよう、定期的に防災訓練を実施するとともに、非常通報装置の設置により、警察への緊急連絡体制を確保し、子どもの安全・安心に努めます。

保育所

一時預かり事業を継続し、働く保護者を支援します。

幼稚園

幼児期からの国際感覚と、英語でのコミュニケーション能力を身に付けるため、「世界へ向かってとべキッズ」授業を実施します。

学校給食センター

発育段階に応じた栄養バランスのとれた給食づくりに努めるとともに、食物アレルギーにも対応するなど安全で安心な給食を提供します。また、米飯給食や「地産地消」食材の活用を推進します。
センターの建て替えは、砥部学校給食センターと広田学校給食センターを統合し、新たな場所に建築する計画で検討します。

社会教育

生涯学習の推進

「町づくりは人づくりから」を基本理念に、町民一人一人が生涯にわたり、生きがいを持って暮らせるよう、様々な学習の機会や場を提供します。

人権教育の推進

巡回学習会や人権の町づくり集会などの教育活動を行い、人権問題、いじめや差別の解消に努めます。

社会体育の振興

ひろた町民グラウンドの改修や陶街道ゆとり公園わんぱく広場複合遊具の更新、グランドゴルフ場の整備、武道場の設計を行います。

文化の振興

優れた芸術、文化との出会いの機会を提供し、地域における住民の文化活動の振興に努めます。また、6月5、6日に全日本愛瓢会総会が町文化会館を主会場に開催されるため、大会運営をサポートします。

国民体育大会の推進

4月1日から、町長部局に「国体推進課」を新設し、国民体育大会の推進体制を強化します。

合併10周年記念事業

  • 「砥部町合併10周年記念式典」を実施します。
  • 「砥部町勢要覧」を作成します。
  • 「砥部焼まつり」や「ふるさとフェスタ」において、記念事業を行います。
  • 陶街道スタンプラリー完巡者に抽選で記念品を贈呈します。
  • 「各種スポーツ大会」参加者や「文化フェスタ」出品者などに、記念タオルを配布します。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 総務管理係
〒791-2195 愛媛県伊予郡砥部町宮内1392番地
電話番号:089-962-6110
ファックス:089-962-4277

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