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仙波渓谷

印刷用ページを表示する掲載日:2011年10月7日更新

砥部町から内子町へ通じる国道379号に接している景勝地で、上尾峠から約5キロメートル地点にあり、すぐ上流には、猿谷橋が架かっています。

所在地:砥部町総津1777番地観光マップ

仙波ケ嶽の様子

仙波ケ嶽は対立する継子嶽(ままこだけ)とともに、鉄石英片岩、紅簾(こうれん)片岩を母岩として屹立(きつりつ)する天然渓谷美の景勝地で、古人は、「あたかも幽邃閑雅(ゆうすいかんが)の秘境なり」とたたえています。

仙波渓谷の様子

一大岩床を奔(はし)る玉谷川の清流は、小滝を連ね深渕を抱き、岩を咬(か)む激流と甌穴(おうけつ)にくつがえる水音は、百雷のごとくとどろきつつ涼風を運び、断崖・深渕のスリルとともに夏の涼味を満喫することができます。

仙波渓谷の様子

仙波ケ嶽にはその昔、仙人・天狗がすんでいたとの伝説があり、猿谷村の庄屋城戸三郎右衛門は、この地を通るとき「天狗の羽がい」を切り落としたという有名な話が残っています。

仙波渓谷の紅葉

仙波渓谷では、11月中旬ごろから紅葉が始まり、訪れる人の目を楽しませてくれます。