子どもたちが調理をする「カレーの日」。今年最初のメニューは、初心に戻ってのカレーライスでした。これまで何度か作ったことのあるカレーですが、今回は今までの経験を全部注ぎ込んで…、一番おいしいカレーを目指しました。いつも以上に真剣な様子で調理を始めた子どもたちは、その後も丁寧に仕上げて実食。納得の出来栄えのようでした。
山村留学センターの遠足は、本当に歩きます。この日は新春恒例の初詣。隣町(喜多郡内子町)の新田八幡宮まで、往復約11キロメートルの道のりをみんなで歩きました。下り坂の天気を心配して午前中に計画をしましたが、結果的に大正解。体力も気力も下がる中で、昼食を思い浮かべながら力を振り絞るように足を出し、参加者全員が最後まで歩き切りました。道中の表情もよく、和気あいあいとした遠足でもありました。たくさんの願い事をした子どもたち。きっと願いが叶う、いい年になることでしょう。
1月最後の週末には、17回目となる「カレーの日」をおこないました。この日のメニューは、たこ焼きです。なかなかのコツを必要とするたこ焼きですが、山村留学センターきってのたこ焼き職人がこれまでもその技を伝授してきました。子どもたちは確かに上達していて、見事にたこ焼きを完成させました。もちろん、作るだけではありません。焼きながらもその間に、いろんな味変を楽しみながらお腹いっぱい食べました。
この日は当初、いちご狩りに行く予定でした。山村留学センターから自動車で30分弱のところにあるいちご園で、10種類ほどのいちごを心ゆくまで食べる…。計画にわくわくしていた子どもたちですが、新型コロナウイルスの感染拡大でやむなく延期。そこで、手作りの凧を作って凧あげに挑戦することになりました。材料は竹やビニール、紙など。資料を参考にしながら作ったり、完全オリジナルの凧作りにチャレンジしたり、子どもたちは思い思いの凧を作りました。
1月の高市地区は寒波もあり、その度に白くなりました。それでも山村留学センターの子どもたちは元気いっぱいで、外遊びに夢中。これは本当にありがたいことです。子どもたちの声が響き笑顔があふれると、私たち大人は寒さは吹き飛びませんが、パワーをもらっています。