砥部衝上断層(とべしょうじょうだんそう)
国(くに)の天然記念物(てんねんきねんぶんつ)に指定(してい)されています
町内(ちょうない)には、日本列島(にほんれっとう)を横断(おうだん)する中央構造線(ちゅうおうこうぞうせん)が走(はし)っています。中央構造線上(ちゅうおうこうぞうせんじょう)に約(やく)6500万年前(まんねんまえ)の古(ふる)い地層(ちそう)が、約(やく)4000万年前(まんねんまえ)の新(あたら)しい地層(ちそう)の上(うえ)に乗(の)り上(あ)げた、珍しい逆断層(ぎゃくだんそう)があり、砥部川(とべがわ)により洗(あら)い出(だ)され露出(ろしゅつ)しています。
この逆断層(ぎゃくだんそう)を、「砥部衝上断層(しょうじょうだんそう)」といい、昭和(しょうわ)13年(ねん)に国(くに)の天然記念物(てんねんきねんぶつ)に指定(してい)されました。
地質学上(ちしつがくじょう)貴重(きちょう)であり、県内外(けんないがい)から多(おお)くの人(ひと)が訪(おとず)れています。
この断層周辺(だんそうしゅうへん)の約(やく)200メートルを親水公園(しんすいこうえん)として整備(せいび)したのが「衝上(つきあげ)断層公園(だんそうこうえん)」です。公園(こうえん)の中央(ちゅうおう)には、つり橋(ばし)が架(か)かり、対岸(たいがん)へ渡(わた)ることができます。一帯(いったい)には、ベンチやあずま屋(や)、藤棚(ふじだな)がある休息所(きゅうそくじょ)や遊歩道(ゆうほどう)などがあり、憩(いこ)いのスペースになっています。
また、春(はる)はお花見(はなみ)、夏(なつ)は川遊(かわあそ)び、秋(あき)は紅葉(こうよう)、冬(ふゆ)は雪景色(ゆきげしき)と四季折々(しきおりおり)の風景(ふうけい)を楽(たの)しむことができます。
所在地(しょざいち) 砥部町岩谷口450番地(とべちょういわやぐち450ばんち) 観光(かんこう)マップ