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町の概要

印刷用ページを表示する掲載日:2021年9月1日更新

町のキャッチフレーズ「清流とほたる 砥部焼とみかんの町」

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砥部焼聖火台モニュメントの写真 砥部町は、愛媛県の中央に位置し、香り高い文化と歴史が息づくまちです。

みかん畑の写真

 北部は、中央を流れる砥部川沿いに開けた南北に細長い地域で、江戸時代以降、焼き物の町として名を馳せました。
 240余年の歴史を持つ国の伝統的工芸品「砥部焼」(県の無形文化財)の産地で、100余りの窯元が焼き物の里の風情を出しています。
 また、温暖な気候とあいまって、おいしいみかんを育てています。

仙波渓谷の写真

 県都松山市のベッドタウンとして発展し、西日本屈指の規模を誇る愛媛県立「とべ動物園」や遊びと創造のシンボル「えひめこどもの城」、愛媛県の総合運動公園などがあり、愛媛県の中心的存在となっています。
 南部は豊かな森林資源や自然景観が美しい山間地域です。中央を走る玉谷川の流れがつくり出した仙波渓谷や、清らかな水の源流、伊予の西石鎚とも呼ばれる権現山などの景勝地があり、初夏には川沿いで天然の源氏ホタルが乱舞し、幻想的な世界を楽しむことができます。
 また、自然条件を活かした高原野菜やじねんじょの栽培が盛んです。

ホタルの写真

 砥部町は、「砥部焼」と「みかん」の産地として発展してきました。その中で、豊かな自然と快適な住環境との調和を図りながら、住民の安全で安心な暮らしを実現するため、まちづくりを進めてきました。

住民が築き上げてきた文化と、まちを形成する住民のあたたかさは本町の大きな特徴であり、協働でまちづくりを進めるための財産となっています。
 築き上げてきた文化と住民のあたたかさで、次の将来像と実現に向けた要素をもとに、まちへの愛着と誇りをますます高め、全ての住民が住み続けたいと思うまちを目指しています。

将来像

文化とこころがふれあうまち

将来像実現に向けた4つの要素

  • 本町に住む全ての住民が感じる心と体の安らぎ
  • 本町の未来を担う人が育ち、生涯にわたり学びがある育み
  • 人々の交流や産業の発展により本町に生まれる彩り
  • 本町の暮らしの利便性を高め、都市機能としての基盤強化を図る快適

沿革

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合併前町村の状況

旧砥部町

  • 明治22年、村制施行により外山、北川毛、五本松、大南、岩谷口、大平、川登、万年の8ケ村が合併して砥部村が発足
  • 明治23年、村制施行により麻生、宮内、千足、川井、七折、大角蔵の6ケ村が合併して原町村が発足
  • 昭和3年、町制施行により砥部村が砥部町となる。
  • 昭和30年、砥部町と原町村が合併して砥部町が発足

旧広田村

  • 明治23年、村制施行により高市、総津、玉谷、満穂、中野川、多居谷、猿谷、栗田の8ケ村が合併して広田村が発足
  • 昭和4年、大字栗田が境界変更により中山町に編入

合併

  • 平成17年1月1日、砥部町と広田村が合併し、新「砥部町」が誕生

 両町村は、住民の生活圏や文化圏などにおいても一体性の強い地域で、農林業などの産業面も共通し、教育文化・スポーツなどの地域間交流も盛んに行われていました。
 砥部焼の原料となる陶石は広田村で採取されたもので、この砥部焼を通じて、古くから交流がありました。

位置と地勢

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砥部町役場の地図 愛媛県の中央に位置し、北部は県都松山市に重信川を隔てて接しています。西部は松前町、伊予市、東部は松山市、久万高原町、南部は内子町と接しています。
 東西9キロメートル、南北21キロメートルの細長い地形で、面積は101.59平方キロメートルです。
 北部は、重信川に注ぐ砥部川が中央部を流れる盆地状の地形。南部に向かうにつれ標高が高くなり、北ケ森(1010メートル)、三郷の辻(932メートル)などの高峰に囲まれた山間地域です。 気候は、地域ごとに異なり北部は年間を通して温暖な気候ですが、南部の山間部では冬季に積雪も見られ
ます。また、その中間部は寒暖の差が大きな盆地的な気候となっています。全体的には良好な気候となっており、居住に適した地域となっています。

町章

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町章の絵 砥部町の「とべ」を図案化したもの。円形は「和」を、放射線状は「未来への発展」を象徴しています。

ブランドマーク(シンボルマーク)

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砥部町ブランドマークテーマ『梅と唐草』

町の花、また梅の産地七折の「梅」と、砥部焼のイメージを全国に定着させた「唐草」を基本モチーフとして構成しています。唐草は古くから世界中にあり強い生命エネルギーを感じさせる模様です。
その砥部オリジナル意匠の唐草を、5弁の梅の花びらに5つ唐草として配し砥部の特徴を5つのキーワードにして伝えます。
詳しくは砥部町のブランドマークをご覧ください。

梅と唐草、5つの唐草が表す5つの遊び

  1. 競う(技を競う、味を競う)
    砥部焼、七折小梅、地酒、農作物、フルーツ
  2. 演じる(まねる、学ぶ)
    絵付け体験、農村工芸体験、動物園、文化施設
  3. かける(未知に挑む、偶然にかける)
    山村留学、スポーツ、散策、サイクリング
  4. 感じる(感動、アート)
    衝上断層、ほたる、アートの里、陶板の道
  5. 創る(創作、イベント)
    砥部焼まつり、七折梅まつり、創作館、こどもの城

イメージキャラクター「とべっち」

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イメージキャラクター「とべっち」

 平成21年度に新たに誕生したキャラクター。砥部町の特産品(砥部焼・みかん)を使い、陶街道を巡る旅人をイメージした、その名も 「とべっち」。
 砥部町のイベントや陶街道拠点などに出没し、砥部の良さをアピールします。

シンボルキャラクター「とべまる」

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シンボルキャラクター「とべまる」

 青空を目指して、一直線に舞い上がる「ひばり」。それは、あしたのまちづくりに、ひたむきに取り組む砥部町の姿でもあります。

町の花 ウメ(梅)

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ウメの花

 砥部町では、江戸時代から植えられており、現在では、梅園のある七折地区で多く見られます。毎年、恒例の梅まつり(2月20日ごろ~3月10日ごろ)が開催され、町内外から多くのお客さんでにぎわいます。
 また、正岡子規が「砥部焼の乳の色なす花瓶に梅と椿と共に活けたり」と詠んだように、国の伝統的工芸品である砥部焼との関連も深く、現在も多くの窯元が梅の花を題材に絵付けをしています。

町の木 クヌギ(椚)

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クヌギの木

 旧広田村の村の木で、砥部町にも多く自生しています。
 木炭生産が盛んであったころは、燃料として利用され、燃料革命後の昭和30年ころからは、旧広田村の産品であるシイタケの原木として多く利用されています。
 樹液には、カブトムシやクワガタなどの昆虫が集まり、秋には、どんぐりの実を落とすことなどから、子どもたちにも親しまれています。